福岡県の舵取り役として注目を集める服部誠太郎さん。
44年にわたり県政の現場で実務を重ねてきた異色の経歴の持ち主です。
今回は福岡誠太郎さんの学歴や経歴についてまとめていきます!
服部誠太郎のプロフィール
氏名:服部 誠太郎(はっとり せいたろう)
生年月日:1954年9月11日
出身地:福岡県小倉市(現・北九州市)
最終学歴:中央大学法学部
前職:福岡県副知事
趣味:野球観戦、旅行
座右の銘:自らの内にある無限の力を信じよ
服部誠太郎さんは1954年、福岡県小倉市(現・北九州市)に生まれました。
地元の泉台小学校、篠崎中学校を経て、福岡県立小倉高等学校に進学。
その後、中央大学法学部に進み、1977年の卒業とともに福岡県庁に入庁しました。
入庁後は主に財政部門で手腕を発揮し、2006年には生え抜き職員として初の財政課長に就任。
その後、総務部次長、福祉労働部長を歴任し、2011年に副知事に抜擢されます。
2021年、前知事の小川洋さんの退任に伴う選挙で勝利し、福岡県初の私立大学出身かつ県職員出身の生え抜き知事として就任しました。
服部誠太郎の学歴
服部誠太郎さんの学歴は
小学校:北九州市立泉台小学校
中学校:北九州市立篠崎中学校
高校:福岡県立小倉高等学校
大学:中央大学法学部
となっています。
高校まで地元の学校に通っていたようですね。
それでは、詳しく見ていきましょう。
服部誠太郎さんは地元の泉台小学校、篠崎中学校で学びます。
その後、進学校として知られる福岡県立小倉高等学校に進学します。
小倉高校は偏差値69を誇る福岡県有数の名門校です。
1908年創立の伝統校で、文武両道の校風のもと、多くの人材を輩出してきました。
高校卒業後、服部さんは中央大学法学部への進学を果たします。
同学部は当時、司法試験合格者数で東大と並ぶ実績を持つ法曹界の名門でした。
特に1951年から1970年までは、20年連続で司法試験合格者数全国一位を記録していました。
めちゃくちゃ優秀な方なんですね!
服部誠太郎の経歴
服部誠太郎さんの経歴は
1977年:福岡県庁入庁
2004年:私学学事振興局学事課長
2006年:福岡県財政課長
2009年:福岡県総務部次長
2010年:福岡県福祉労働部長
2011年:福岡県副知事就任
2017年:福岡県知事職務代理者
2021年1月:小川知事の病気療養に伴い知事職務代理者就任
3月:副知事辞職、知事選出馬表明
4月:福岡県知事就任
となっています。
大学卒業後、福岡のために尽くしてきたんですね。
それでは、詳しく見ていきます。
福岡県庁に入庁
1977年、中央大学卒業と同時に服部さんは福岡県庁に入庁します。
入庁後は主に財政部門を担当し、予算編成という県政の要となる業務に携わりました。
20代後半には福岡県農林事務所に配属され、現場を熟知する行政マンとしての基礎を築きます。
この時期の経験は、後の政策立案に大きな影響を与えることになります。
2004年には私学学事振興局学事課長に就任。
2006年には画期的な人事として、これまで省庁からの出向者が務めてきた財政課長のポストに、生え抜き職員として初めて就任します。
その後のキャリアは順調に進み、2009年に総務部次長、2010年には55歳という若さで福祉労働部長に抜擢されました。
福祉労働部では災害対応から子育て支援、雇用対策まで、県民生活に直結する幅広い業務を統括しました。
福岡県副知事
2011年9月、服部さんは小川洋知事の下で副知事に就任します。
小川知事は就任から4ヶ月半が経過し、新たな体制づくりの一環として服部を抜擢しました。
2017年には福岡県知事職務代理者を務め、同時に久留米リサーチ・パーク取締役副会長も兼任。
研究開発支援や人材育成を通じて、地域の産業振興にも尽力しました。
転機は2021年初頭に訪れます。
小川知事の病気療養に伴い、再び知事職務代理者として県政の指揮を執ることになりました。
副知事時代から、知事レベルの仕事を多くこなしていたんですね。
福岡県知事
そして同年3月、小川知事の辞職を受けて知事選への出馬を決意します。
4月11日の選挙では、自民・公明両党の支持を得て、無党派層からも広く支持を集めました。
その結果、共産党が支持する元市議の星野美恵子さんを破り、福岡県初の私立大学出身かつ県職員出身の知事として就任を果たしました。
40年以上、福岡県に携わってきた服部さんの今後活躍も楽しみですね。
まとめ
福岡県知事・服部誠太郎さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
服部誠太郎さんの歩みは、地方行政のプロフェッショナルが、政治家として新たな使命に挑戦する物語といえます。
財政、福祉、危機管理など、幅広い行政経験を持つ生え抜きの知事として、福岡県の発展に向けた手腕が注目されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。