高知県知事として、県政のかじ取りを務める浜田省司さん。
四万十市出身の地方行政のプロフェッショナルは、東京大学卒業後、自治省(現・総務省)でキャリアを積み、多彩な行政経験を重ねてきました。
中央省庁のエリート官僚から、故郷・高知県の発展を担うリーダーへ。
今回は浜田省司さんの学歴や経歴について迫っていきます!
濱田省司のプロフィール
名前:濵田 省司 (はまだ せいじ)
生年月日:1963年(昭和38年)1月23日
出身地:高知県四万十市(旧・中村市)
最終学歴:東京大学法学部
前職:国家公務員・大阪府副知事・総務省大臣官房総括審議官
趣味:健康スイム・歌番組の視聴
濵田省司さんは、高知県四万十市(旧・中村市)の出身です。
小学4年生で高知市に転居後、土佐中学校・高等学校で学び、1985年3月に東京大学法学部を卒業しました。
同年4月に自治省(現・総務省)に入省し、京都府庁を皮切りに行政官としてのキャリアをスタート。
外務省在サンフランシスコ日本国総領事館での勤務や、島根県総務部長、内閣府大臣官房審議官などの要職を歴任しました。
2017年7月には大阪府副知事に就任。
そして2019年12月、第20代高知県知事に就任し、2023年11月の選挙で再選を果たしました。
地方行政のエキスパートとして、豊富な経験を活かした県政運営を行っています。
濵田省司の学歴
浜田省司さんの学歴は
小学校:不明
中学校:土佐中学校
高校:土佐高等学校
大学:東京大学法学部
となっています。
出身小学校は明らかになっていませんが、小学4年生の時に旧中村市から高知市へ転居しています。
高知市に引っ越すまでは、豊かな自然に囲まれて育ちました。
高知市への転居後、将来を見据えて土佐中学校に進学します。
中高一貫校である土佐中学校・高等学校は、高知県屈指の進学校として知られています。
土佐高校時代は、勉学に励みながら充実した学生生活を送りました。
偏差値69を誇る同校は、毎年多くの国立大学合格者を輩出しています。
もれなく、浜田さんも東京大学法学部に進学しています。
法学部での学びは、後の行政官としてのキャリアの基礎となりました。
中学受験は将来を見据えて、とありますがこの時すでに国家公務員になることを考えていたのでしょうか。
浜田省司の経歴
浜田省司さんの経歴は
1985年4月:自治省(現・総務省)入省
1985年7月:京都府庁(地方課・財政課)配属
1991年3月:外務省在サンフランシスコ日本国総領事館 副領事・領事
1994年5月:福岡県庁 消防防災課長・財政課長
2003年4月:島根県総務部長
2014年7月:総務省大臣官房参事官(秘書課担当)
2015年7月:内閣府大臣官房審議官(経済社会システム担当)
2017年7月:大阪府副知事
2019年7月:総務省大臣官房総括審議官(マイナンバー情報連携・政策企画)
2019年8月:総務省退職
2019年11月:高知県知事選挙で初当選
2019年12月:第20代高知県知事に就任
2023年11月:高知県知事選挙で再選、第21代高知県知事に
となっています。
それでは、詳しく見ていきましょう!
自治省に入省
大学卒業後、すぐに自治省(現・総務省)に入省した浜田さん。
初任地として京都府庁に配属され、地方課と財政課で実務を学びます。
その後、1991年には外務省在サンフランシスコ日本国総領事館で副領事・領事を務めました。
海外での経験は、視野を広げる貴重な機会となったようです。
帰国後も要職を歴任し、行政のプロフェッショナルとして成長を続けました。
2014年には総務省大臣官房参事官として秘書課を担当。
翌年には内閣府大臣官房審議官として経済社会システムを担当するなど、中央省庁での経験も積みます。
2017年、大阪府副知事に就任し、地方自治体のトップマネジメントを経験します。
この経験は、後の知事としての職務に大きく活かされることになります。
高知県知事
2019年、当時の尾﨑正直知事の後継指名を受け、高知県知事選への出馬を決意します。
総務省を退職し、地元・高知県の発展に身を捧げる決断をしました。
同年11月の知事選では、豊富な行政経験と地元への思いを訴え、見事に初当選を果たします。
第20代高知県知事として、新たな挑戦が始まりました。
就任後、新型コロナウイルス対策に取り組む中、2020年5月には自身の給与全額カットを決断します。
リーダーとしての覚悟を示した象徴的な出来事でした。
産業振興や教育の充実、南海トラフ地震対策など、高知県の課題に真摯に向き合う姿勢が評価され、2023年11月の選挙で再選を果たしました。
高知県知事として、さらなる県政の発展に取り組む浜田さん。
中山間地域対策や少子化対策、文化・スポーツの振興など、県民の暮らしに直結する課題にも精力的に取り組んでいます。
豊富な行政経験と地元への深い愛着を持つリーダーとして、その手腕が注目されますね。
まとめ
高知県知事・浜田省司さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
エリート官僚から地方のリーダーへと転身した浜田さん。
サンフランシスコ総領事館での勤務や大阪府副知事など、多彩なキャリアを経て、2019年に高知県知事に就任しました。
温かな家族に支えられながら、産業振興や防災対策、教育支援など、故郷・高知県の発展に尽力。2023年の再選を経て、さらなる県政の充実に向けて邁進しています。
その歩みは、地方創生のモデルケースとしても注目されているのです。
これからも高知県の発展のため、持ち前の行政手腕と温かな県民性を活かした県政運営が期待されています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。