女性初の東京都知事として知られる小池百合子さん。
そんな小池さんには、実は知られざる「お嬢様時代」があったんです。
今回は、小池百合子さんの生い立ちから学生時代までを、詳しくご紹介していきます!
小池百合子が芦屋令嬢と話題!
東京都知事の小池百合子さん。
実は、お嬢様だったと話題になっているんです。
主なエピソードとしては、
- 芦屋に住んでいた
- バイオリンのレッスンを受けていた
- お嬢様学校に通っていた
- 父親が貿易商で成功
- 大学を中退し留学
このようになります。
それでは、一つずつ、深掘りをしていきましょう!
高級住宅街・芦屋に住んでいた
1952年、小池百合子さんは兵庫県芦屋市に生まれました。
芦屋と言えば、関西屈指の高級住宅街として知られています。
小池さんは芦屋市立岩園幼稚園、そして岩園小学校に通いました。
この学区は、六麓荘町や岩園町など、芦屋でも特に高級な地域を含んでいます。
小池家の自宅には、広々とした芝生の庭が広がっていたそうです。
当時の芦屋で、このような邸宅に住めるのは限られた家庭だけでした。
そう聞くだけでも、裕福な家庭だったことが想像できますよね。
バイオリンのレッスンを受けていた
小池百合子さんは、幼い頃からバイオリンのレッスンを受けていました。
当時、バイオリンは今以上に高価な習い事でした。
また、小学1年生からガールスカウトにも所属していたんです。
「そなえよつねに」というスカウトのモットーは、今でも彼女の座右の銘なのだとか。
小学5年生の時には、校内弁論大会で優勝した経験も。
早くも話術の才能が芽生えていたようですね。
お嬢様学校に通っていた
小池百合子さんの中学・高校時代は、関西の名門・甲南女子学園で過ごしました。
当時、中高一貫の私立女子校に通えるのは、限られた家庭の子女だけでした。
スラリとした長身から「ラージ」というニックネームで呼ばれていた小池さん。
運動神経も抜群で、テニス部とソフトボール部に所属していました。
ソフトボール部ではピッチャーを務め、お嬢様学校では珍しく自主練習に励んだそうです。
制服の上に着ていたワンピースは、実は母・恵美子さんの手作りでした。
既製服を着る他の生徒たちの中で、ひときわ個性的な装いだったのではないでしょうか。
甲南女子高校時代の小池さんは、すでに将来を見据えていました。
日本の組織では女性は下働きで終わる
そう考えた彼女は、独自のスキルを身につける決意を固めます。
当時、国連の公用語にアラビア語が加わるという記事を目にした小池さん。
そこから、アラビア語習得を目標に定めたんです。
自身を「商品」として捉え、どう開発するか考えていたとも語っています。
後に
恐ろしい高校生でした
と、自虐的に振り返ることもあるほどです。
父親は貿易商で成功
小池さんの父親である勇二郎さんは石油関連の貿易商として、すでに一定の成功を収めていました。
なんと30代という若さで、関西経済同友会の幹事を務めるほどの実力者だったんです。
石原慎太郎さんや幸之助さんとの親交があったことからも、その地位の高さが伺えます。
実業家の父から学んだ国際感覚
小池さんの父・勇二郎さんは、仕事で世界中を飛び回っていました。
出張先から、小池さんに絵はがきを送り続けたそうです。
今でも、オランダから送られてきた風車の絵はがきを大切に保管しているとか。
帰国後は、幼い娘に海外の話を熱心にしていました。
オランダは海面より低い場所に国がある
そのためには国全体を考えた政策が必要なんだ
普通の子供には難しい話題も、小池さんは興味深く聞いていたそうです。
日本の弱点は石油資源に恵まれていないこと
だから無理な戦争もした
食卓でこんな会話が日常的に交わされていたんです。
筆者がこんな話をされたら、父親から逃げていたと思います…
大学中退し留学
高校卒業後は関西学院大学社会学部に進学します。
しかし、入学からわずか5ヶ月でまさかの中退を決意。
エジプトのカイロ大学への留学を決めたのです。
母は
いいチョイスね。卒業するまでは帰ってこないこと
と、快く送り出してくれました。
19歳での単身エジプト行き。
お嬢様らしからぬ大胆な決断のように思えますが、お嬢様だからこそできた決断でもあると思います。
現在の小池百合子もお嬢様
現在の小池百合子さんの活動にも、お嬢様の影響を見ることができます。
- 落ち着いた立ち振る舞い
- 的確なマスコミ対応
- 国際感覚を生かした政策立案
これらは、芦屋のお嬢様時代に培われた素養が基になっています。
ガールスカウト時代に学んだリーダーシップ。
母から教わった「自分らしさ」の大切さ。
父から受け継いだ世界への視野の広さ。
これらすべてが、現在の小池百合子氏を形作っていると推測できますね。
まとめ
小池百合子さんのお嬢様エピソードについてお伝えしました。
小池さんは、確かに恵まれた環境で育ちました。
しかし、その環境に甘んじることなく、独自の道を切り開いてきたのです。
お嬢様らしい品格と、お嬢様らしからぬ挑戦精神。
この一見相反する要素が、小池百合子さんの大きな魅力なのかもしれません。
幼少期から培われた教養と行動力。
それらが今、東京都知事としての活動に活かされているのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。