エリート官僚から鹿児島県知事になった塩田康一さん。
塩田康一さんの経歴は、まさにエリートの道のりと言えます。
東大卒の高学歴から経産省での豊富な行政経験まで、塩田康一さんの経歴を詳しく見ていきましょう。
塩田康一のプロフィール
名前:塩田 康一 (しおた こういち)
生年月日:1965年10月15日
出身地:鹿児島県鹿児島市
最終学歴:東京大学法学部
前職:国家公務員
鹿児島県知事の塩田康一さんは、1965年10月15日に鹿児島市で生まれました。
父は旧串木野市、母は旧川内市の出身で、幼少期は父の転勤により徳之島で過ごしています。
妻の央子(ようこ)さんとの間には長男・長女の2人の子供がいます。
長男は現在、千葉県在住で2024年の知事選では父のために応援動画を制作するなど、家族の絆も深いようです。
東京大学法学部卒業後は経済産業省に入省、2020年からは鹿児島県知事として活躍中です。
塩田康一の学歴
塩田康一さんの学歴は
小学校:伊仙小学校 入学
草牟田小学校 転入・卒業
中学校:ラ・サール中学校
高校:ラ・サール高等学校
大学:東京大学法学部
となっています。
父親の転勤により、4歳から7歳までの3年間を伊仙町で暮らしました。
そのため、伊仙小学校に入学をしています。
台風で物資が不足する時期もありましたが、「暗闇でのバーベキューがワクワクした」と当時を振り返っています。
しかし、時期はわかりませんが父親の仕事の関係で、鹿児島市立草牟田小学校へ転入しています。
塩田康一さんは小学校を卒業後、難関校として知られるラ・サール中学校への進学を果たしました。
中高時代は草牟田から学校まで自転車通学という、健脚ぶりを発揮。
ざっくりとした時間ですが、30分ほどかかるようです。
冬は辛かったでしょうね。
部活動はせずに応援団に所属し、文武両道の学生生活を送っていました。
内部進学で偏差値78を誇るラ・サール高校に進み、優秀な成績を収めています。
塩田さんは高校卒業後、東京大学法学部に進学します。
東大の法学部は官僚や政界入りへの近道と言われています。
公務員だったと言われている父親の影響を受けているのかもしれませんね。
塩田康一の経歴
塩田康一さんの経歴は
1988年:通商産業省(現・経済産業省)入省
1994年:熊本国税局人吉税務署長
1996年:自治省大臣官房地域政策室課長補佐
2002年:在イタリア日本国大使館一等書記官
2013年:経済産業政策局地域経済産業政策課長
2016年:内閣府地方創生推進室次長
2017年:経済産業省大臣官房審議官(産業保安担当)
2018年:九州経済産業局長
2019年:経済産業省退官
2020年:鹿児島県知就任(初当選)
2024年:鹿児島県知事再選
となっています。
通商産業省に入省
東京大学法学部を卒業した塩田さんは1988年、通商産業省(現・経済産業省)への入省をします。
入省後は、大臣官房企画室を皮切りに、様々な重要ポストを歴任していきます。
1994年には熊本国税局人吉税務署長に就任。
若くして税務署のトップを務めるという、異例の抜擢を受けています。
2002年にはイタリア日本国大使館一等書記官として、国際舞台での経験も積みました。
その後も経済産業政策局地域経済産業政策課長や内閣府地方創生推進室次長など、要職を歴任。
2018年には九州経済産業局長というビッグポストに就任します。
めちゃくちゃ優秀な人材だと言うことがわかりますね。
鹿児島県知事
30年にわたる官僚生活の集大成として、2019年に経済産業省を退官。
「鹿児島をもっと豊かで元気にしたい」という思いから、県知事選への出馬を決意しました。
2020年の鹿児島県知事選では、222,676票を獲得して初当選を果たします。
塩田さんは5つの政策理念を掲げています。
- 1 県民が安心できる行政づくり
- 2 鹿児島が誇れる人づくり
- 3 県民が豊かになる産業振興
- 4 優しく働きやすい福祉の実現
- 5 アジア中核都市の実現
特に「県民が豊かになる産業振興」には力を入れており、地域経済の活性化を目指しています。
2024年の知事選でも再選を果たし、現在2期目の県政運営に取り組んでいます。
温厚な性格で知られる塩田さんは、選挙期間中もユーモアを忘れません。
「カツ丼」を勝負メシに選ぶなど、親しみやすい人柄で県民からの支持を集めています。
また、鹿児島県人会には年250回も参加するなど、郷土愛にあふれる一面も。
「お酒は乾杯のビールの後は地元の焼酎しか飲まない」という徹底ぶりも、県民性を表しているようです。
この親しみやすさが、鹿児島県民の心をガッツリ掴んでいるんでしょうね。
まとめ
鹿児島県知事・塩田康一さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
エリート官僚から政治家へと転身した塩田康一さん。
その豊富な行政経験と郷土への深い愛情は、鹿児島県の発展に大きく貢献しています。
これからも県民目線の政策を展開し、新しい鹿児島の未来を築いていく姿に、期待が寄せられています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。