自治官僚から政治家へ転身し、佐賀県の未来を切り拓く山口祥義さん。
文武両道の学生時代から、地方創生のスペシャリストとしての活躍、そして佐賀県知事。
幅広い経験と実績を持つ山口さんの歩みは、地方自治の新しいモデルとなっています。
今回は、その山口さんの学歴と経歴をまとめていきます。
山口祥義のプロフィール
名前:山口 祥義 (やまぐち よしのり)
生年月日:1965年7月1日
出身地:埼玉県狭山市
本籍:佐賀県
最終学歴:東京大学法学部
前職:国家公務員
1965年7月1日、航空自衛官の父のもと、埼玉県狭山市の入間基地近くで誕生しました。
両親は佐賀県の出身で、本籍地も佐賀県杵島郡白石町。
妻のえみさんと3人の子どもたちの5人家族です。
ラ・サール高等学校から東京大学法学部へ進学し、1989年に自治省(現総務省)に入省。
地方行政のエキスパートとして全国各地で活躍した後、2015年に佐賀県知事に初当選し、現在3期目を務めています。
10年前には男性の育児休業取得が珍しい時代に育休を取得するなど、先進的な取り組みにも積極的です。
現在57歳。家族を大切にしながら、「世界に誇れる佐賀づくり」の実現に向けて邁進しています。
山口祥義の学歴
山口祥義さんの学歴は
小学校:不明
中学校:不明
高校:ラ・サール高等学校
大学:東京大学法学部
となっています。
小学校と中学校については、明らかにされていません。
生まれは埼玉県狭山市で、両親は佐賀県の出身で本籍地も佐賀県杵島郡白石町にあります。
幼少期は父の転勤に伴い、航空自衛隊入間基地近くで過ごしました。
そのため、小学生くらいまでは狭山市の学校に通っていたのかもしれません。
高校は、教育の名門であるラ・サール高等学校に進学し、文武両道に励みました。
学業だけでなく、サッカー部での活躍も目立ちました。
学生寮の寮長や生徒会副会長を務め、早くからリーダーシップを発揮しています。
その後、東京大学法学部へと進学し、新たな才能を開花させます。
学園祭では有名人を招いてのステージを取り仕切るなど、企画力も見せました。
学生時代から、人を引っ張っていく力があったんですね!
山口祥義の経歴
山口祥義さんの経歴は
1989年4月:自治省(現総務省)入省
1989年7月:秋田県総務部地方課
1994年4月:鳥取県観光物産課長
1997年9月:消防庁救急救助課課長補佐
1998年4月:内閣官房内閣安全保障・危機管理室参事官
2009年4月:長崎県総務部長
2011年4月:総務省地域力創造グループ過疎対策室長
2011年10月:東京大学大学院総合文化研究科客員教授(併任)
2013年4月:JTB総合研究所地域振興ディレクター
2015年1月:佐賀県知事に初当選(無所属)
2018年12月:佐賀県知事に再選(自民党・公明党推薦)
2022年12月:佐賀県知事に3選(約90%得票)
となっています。
それでは、詳しく見ていきましょう。
自治省に入省
1989年3月に東京大学法学部を卒業後、自治省(現総務省)に入省します。
秋田県、鳥取県、長崎県など、地方行政の第一線で経験を積みました。
消防庁では救急救助の現場で、人命救助の重要性を学びます。
内閣官房では危機管理のエキスパートとして手腕を発揮しました。
東海村JCOの放射能事故や有珠山噴火など、災害現場の最前線で指揮を執りました
2011年からは総務省地域力創造グループ過疎対策室長として手腕を発揮します。
同年10月には東京大学大学院で「地域政策論」の教鞭も執りました。
2013年にはJTB総合研究所へ出向し、地域振興の新たな視点を得ます。
全国各地で講演やアドバイザーとして、地域活性化に貢献しました。
地方行政から災害まで、幅広く活躍されていたんですね。
佐賀県知事
2015年1月、佐賀県知事選挙に無所属で出馬し、見事に初当選を果たします。
保守層だけでなく、連合佐賀や民主党、社民党など幅広い支持を得ました。
2018年の選挙では自民党、公明党の推薦を受け、約85%の得票で圧勝します。
2022年には約90%という圧倒的な支持を得て、3選を果たしました。
山口さんは、子育て支援の充実や企業誘致、農林水産業の推進に力を入れています。
男性の育児休業取得では、県幹部として先駆的な役割を果たしました。
LGBTなど性的少数者への理解も深く、パートナーシップ制度を導入しました。
スポーツや文化を通じた地域づくりにも積極的に取り組んでいます。
しかし、オスプレイ配備計画や九州新幹線長崎ルート問題など、難しい課題にも佐賀県にはあるんです。
そんな中でも、住民への影響を考慮し、慎重な判断を心がけています。
地域のインフラ整備についても、長期的な視点で取り組んでいます。
佐賀県民から絶大なる支持を得ている山口さん、今後の活躍が気になりますね。
まとめ
佐賀県知事の山口祥義さん。
57歳という若さで3期目を務める山口さんには、まだまだ大きな可能性があります。
「世界に誇れる佐賀づくり」という理念のもと、新たな挑戦を続けているんです。
県立大学の新設に向けた議論など、教育面での改革も進めています。
今後の佐賀県の移り変わりが楽しみですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。