広島県の知事として活躍する湯崎英彦さん。
東京大学法学部、スタンフォードMBAという輝かしい学歴を持ち、通産省キャリアを経て35歳でベンチャー企業を立ち上げた異色の経歴の持ち主です。
そんな湯崎さんの半生には、常識にとらわれない決断と、新しい価値を生み出そうとする情熱が詰まっています。
今回は、広島県のトップリーダーとして活躍する湯崎英彦さんの学歴や経歴をまとめていきます!
湯崎英彦のプロフィール
氏名:湯崎 英彦(ゆざき ひでひこ)
生年月日:1965年10月4日
出身地:広島県広島市佐伯区
最終学歴:東京大学法学部卒業 ・スタンフォード大学経営学修士(MBA)取得
前職:国家公務員・アッカ・ネットワークス設立 代表取締役副社長
趣味:スキー、キャンプ、サイクリング
特好きな食べ物:バーベキュー、メバルの煮つけ、お豆
広島市佐伯区で教授の父と母の次男として生まれた湯崎英彦さん。
高校時代にカリフォルニアへの留学を経験し、東京大学法学部へと進学します。
大学卒業時の北海道旅行で運命的に出会った女性と結婚し、現在は3人の子供を持つ父親として、イクメン知事の顔も見せています。
35歳という若さで通産省を退官し、ベンチャー企業「アッカ・ネットワークス」を設立。
年商300億円規模にまで成長させる手腕を発揮しました。
2009年に初当選して以来、広島県知事を務めています。
趣味はスキーやキャンプなどアウトドア活動を好み、座右の銘は「志と覚悟」。
常に高い志を持って県政に取り組む姿勢が、多くの県民から支持されています。
湯崎英彦の学歴
湯崎英彦さんの学歴は
小学校:五日市南小学校
中学校:広島大学附属中学校
高校:広島大学附属高等学校
大学:東京大学法学部・スタンフォード大学経営学修士(MBA)取得
となっています。
それでは、詳しくみていきましょう!
五日市南小学校
広島市佐伯区で生まれた湯崎英彦さんは、幼少期から優秀な成績を収めていました。
中学受験をしているので、夏休みや冬休みも塾で忙しかったのではないでしょうか。
放課後も塾や受験勉強で、友達と遊んだ理はできなかったのかもしれませんね。
広島大学附属中学校・高校
地元の五日市南小学校を卒業後、広島大学附属中学校・高校へと進学します。
中学時代から抜群の学力を見せ、同附属高校へと進むことになりました。
高校時代には、アメリカのカリフォルニア州サクラメントに1年間の留学を経験しています。
当時はまだ海外留学が珍しい時代でしたが、積極的にチャレンジする姿勢が伺えます。
高校3年生の時には体育祭の団長を務めるなど、文武両道な学生生活を送っていました。
実は女性にもモテたそうで、ある女子高の文化祭では吉川晃司に睨まれたことを自慢にしているとか。
大沢たかおさんに似ていませんか?
サングラスをかけていますが、イケメンなのがわかりますね。
東京大学法学部
高校卒業後は、東京大学法学部に進学し、エリートコースを歩んでいきます。
さらに、スタンフォード大学経営学修士課程(MBA)も修了という驚異的な学歴を持っています。
常に文武両道で、優秀な成績を収めていたんですね。
湯崎英彦の経歴
湯崎英彦さんの経歴は
1990年:通商産業省(現経済産業省)入省
1995年:資源エネルギー庁原子力産業課 課長補佐
1997年:通商政策局米州課 課長補佐
1998年:イグナイト・グループ(米国シリコンバレーVC)出向
2000年:通産省退官
2000年:株式会社アッカ・ネットワークス設立
2008年:Office Y(コンサルティング会社)設立
2009年:広島県知事 初当選・現在に至る
となります。
確実にキャリアをさかねていったことがわかりますね。
それでは、詳しくみていきましょう!
通商産業省に入省
1990年、東京大学卒業後は通商産業省(現在の経済産業省)に入省します。
機械情報産業局総務課や自動車課で通商問題を担当し、着実にキャリアを積み重ねました。
中小企業庁では計画部計画課の総括係長として手腕を発揮します。
1995年には資源エネルギー庁原子力産業課の課長補佐に就任しました。
その後、通商政策局米州課の課長補佐として活躍し、順調な官僚人生を歩んでいました。
しかし1998年、アメリカのシリコンバレーにあるベンチャーキャピタルへ出向します。
ベンチャーキャピタルとは…
成長が期待できる未上場企業に投資して、企業の成長を支援しながら利益を得る投資会社や投資ファンド
この経験が、後の大きな転機となっていきます。
官僚時代は率直に意見を述べるタイプで、遠慮なく発言する姿勢を持っていたそうです。
株式会社アッカ・ネットワークス設立
2000年、35歳という若さで通産省を退官するという大胆な決断を下します。
そして株式会社アッカ・ネットワークスを設立し、代表取締役CEOに就任したのです。
当時としては画期的なADSLサービスを展開し、年商300億円規模にまで成長させました。
広島県知事
2009年、広島県知事選に初出馬し、見事当選を果たします。
投票者数の半数を超える39万5638票という圧倒的な支持を得ました。
現在も広島県の舵取り役を務めています。
知事就任後は、様々な改革に取り組んでいきます。
2010年には都道府県知事として初めて育児休暇を取得し、「イクメン知事」として注目を集めました。
また、県の管理職に年俸制を導入するなど、民間の発想を取り入れた改革も実施しています。
その一方、新型コロナウイルス対策として全国民に給付される10万円について、湯崎さんは県職員分を県の財源に充てる考えを示しました。
しかし、県庁には「公務員にも家族や生活がある」などの抗議が2000件以上寄せられたが、撤回しています。
湯崎さんは「給付金を強制的に供出させるという誤解を与えた」と謝罪。
ただし、自身の報酬返上を検討するとともに、職員への協力要請は選択肢として残す考えを示しました。
給付金の件では批判を受けましたが、その後の知事選では当選しているので、県民からの支持は厚いようですね。
まとめ
広島県知事・湯崎英彦さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
従来の政治家像にとらわれない、新しいタイプのリーダーとして注目されています。
時には物議を醸す発言もありますが、常に県民のことを考えた行動を心がけています。
これからも広島県の発展に向けて、その手腕を発揮し続けることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。