岡田克也衆議院議員は、民主党政権の時代には副総理も務めた政界の実力者です。
あまり笑わないと言われることも多い一方で、たまに見せる無邪気な笑顔とのギャップも印象的です。
また岡田克也さんといえばイオン創業者一族としても有名で、政治家一家の中で育ち幼い頃から国家公務員を志した経緯があります。
今回は【顔画像】岡田克也の兄は岡田元也！イオンのCEOで超高学歴エリート？について詳しくご紹介させていただきます。
岡田克也の兄は岡田元也
岡田克也さんの兄である岡田元也さんはイオン取締役兼代表執行役会長で、父親の岡田卓也さんはイオン創業者としても知られています。
岡田克也さんはイオングループ創業者の御曹司でもありますが、意外にも小学生の頃からみんなと一緒に割引券を集めるなど倹約家でした。
岡田克也さんはイオングループを日本屈指の大企業に成長させ、弟の岡田克也さんは日本の政治を変えるべく長年に渡り国会議員として奮闘されています。
徹底的に日本の小売業を改革し続けてきた岡田元也さんは、常に合理性を追求しイオンをさらなる大企業へと成長させた立役者ですね。
これだけ日本を代表する大企業になっても慢心することなく、「イオンが成功したとは全く思わない」と言い切ります。
イオンを牽引してきた岡田元也さんの思いは社員にも根づき、リスクを取ってチャレンジする精神があるからこそ現在のイオンがあると思います。
イオン創業者一族でもある岡田克也さんは政治家として、これまで確固たる信念のもと日本の政治改革に邁進しています。
岡田元也さんも岡田克也さんも決して奢らない誠実な人柄で、超エリートながら庶民感覚も持ち合わせた魅力を感じますね。
岡田元也の学歴
岡田元也さんは三重県四日市市出身ということで、四日市コンビナートなど日本有数の工業都市としても知られていますね。
おそらく出身小学校と中学校も四日市市内の市立の学校に通っていた可能性が高いと思われますが、学生時代の情報はほとんど公表されていません。
岡田元也さんの学歴についても調査したところ、1975年3月に早稲田大学商学部を卒業し商学士の学位を授与されています。
早稲田大学卒業後はアメリカのバブソン大学院に入学し、1978年12月にはバブソン大学院MBA過程を終了し経営学修士を授与されています。
早稲田大学を卒業後は渡米し大学院に進学しているところも、将来的に経営を引き継ぐ覚悟と情熱を感じます。
岡田元也。
岡田元也さんは経営・克也さんは政治・昌也さんは報道と各分野で活躍し、父の卓也さんの古希のお祝い時には家族で箱根旅行に行くなど兄弟同士も仲良しです。
それぞれ違う分野ながら第一線で活躍し続ける岡田兄弟のように、大人になってからも兄弟の絆が深い関係は本当に羨ましい限りです。
岡田元也の経歴
| 1951年 | 誕生 |
| 1979年3月 | イオン入社 |
| 1990年5月 | イオン取締役就任 |
| 1992年2月 | イオン常務取締役就任 |
| 1995年5月 | イオン専務取締役就任 |
| 1997年6月 | イオン代表取締役社長就任 |
| 2003年5月 | イオン取締役兼代表執行役社長就任 |
| 2012年3月 | イオングループCEO就任 |
| 2020年3月 |
イオン取締役兼代表執行役会長就任 |
岡田元也さんはバブソン大学院を卒業後の1979年にイオン前身のジャスコに入社し、1990年に取締役・92年常務・95年専務・そして97年に社長に就任しています。
1997年に45歳という若さでジャスコ社長に就任した岡田元也さんですが、1996年に前任の社長が総会屋事件への関与で辞任し社長に就任しました。
当時ジャスコはダイエーやイトーヨーカ堂と比べると格下と見られがちでしたが、ジャスコを急成長に導いたのは間違いなく岡田元也さんの手腕が大きいですね。
社長就任までには1980年ミニストップ大倉山店初代店長に就任後、1986年にはジャスコ新茨木店の初代店長を歴任しています。
2000年には日本チェーンストア協会会長の要職を歴任し、2020年に1997年から務めてきたイオン代表取締役社長から代表執行役会長になります。
岡田克也のプロフィール
1953年四日市市生まれ。東大法学部卒業後、旧通産省を経て、90年衆議院議員初当選。当選11回。「政権交代可能な政治の実現」という信念を貫き、98年民主党を結成。幹事長、代表などを歴任し、2009年衆院選で政権交代を実現。民主党政権では外相、与党幹事長、副総理を務める。党の再建を目指し2015年民主党代表、16年民進党代表に就任。2017年総選挙での党分裂を乗り越え、2020年新たな立
憲民主党結党。
岡田克也さんは東京大学法学部を卒業後に旧通産省に入省後、1990年衆議院議員に自民党から出馬し初当選を果たします。
その後1993年に政治改革の実現を訴え自民党を離党し、離党直後の総選挙を経て非自民となる細川連立政権に参画しています。
政治信条である「政権交代ある政治の実現」の信念を貫き通し、1998年に民主党結成後は党代表・政調会長・幹事長の要職を歴任しています。
2009年8月に行われた総選挙で民主党は大躍進し政権交代を実現し、政権交代後は外務大臣や副総理として内閣を支えてきました。
政界きっての「堅物」と称されることも多い岡田克也さんですが、2010年には記者会見の中で「バレンタインのチョコも一切受け取らない」と話していた姿が印象的でしたね。
記者から「14日のバレンタインデーのチョコレートは受け取ってもらえますか？」との問に、「それはダメですね」と即答しています。
たとえチョコレートであっても有権者から一切の贈り物を受け取らない姿勢も、岡田克也さんの「堅物」ぶりが滲み出るエピソードですね。
まとめ
今回は【顔画像】岡田克也の兄は岡田元也！イオンのCEOで超高学歴エリート？について紹介しました。
岡田元也さんは父親から経営を引き継ぎ社長就任後に急速に成長し、日本の消費文化を大きく変えた功績は計り知れません。
超高学歴エリートなのは間違いありませんが、岡田元也さんの確固たる信念があるからこそ現在のイオンがあると確信します。
今後も岡田一族の活躍に注目していきます。
