国民民主党の幹事長として注目を集める榛葉賀津也さん。
その経歴には、他の政治家にはない特異な点がいくつもあります。
海外留学、多言語を操る語学力、そして意外な資格の数々。
今回は、そんな榛葉賀津也さんの学歴と経歴について、詳しく見ていきましょう。
榛葉賀津也のプロフィール
氏名:榛葉賀津也(しんば かづや)
生年月日:1967年4月25日(57歳)
出身地:静岡県菊川市(旧菊川町)
最終学歴:アメリカ・オハイオ州のオタバイン大学 政治学部・国際問題研究学部
イスラエル・エルサレム・ヘブライ大学大学院 国際政治学部 修了
趣味:ヤギの飼育と世話落語・講談鑑賞(神田伯山のファン)プロレス:
179cm、76kgの長身で、温和な人柄が特徴です。
父は元静岡県議会議員・菊川町長の榛葉達男さん、8人家族の大所帯で育ちました。
現在は妻と3人の子供(一男二女)との5人家族で6匹のヤギと犬1匹、猫4匹も大切な家族の一員です。
「ヤギのおじさん」の愛称で親しまれ、YouTubeでのヤギとの日常動画が人気を集めています。
趣味は大相撲観戦、プロレス、落語鑑賞で、神田伯山のファンとしても知られています。
実は、プロレスのコミッショナーを務めるなど、政治家らしからぬ一面も。
特に玉木雄一郎代表への強い信頼を公言し、「趣味は玉木雄一郎」と発言して話題を呼びました。
榛葉賀津也の学歴
榛葉賀津也さんの学歴は
小学校:不明
中学校:不明
高校:静岡県立掛川西高等学校
大学:アメリカ・オハイオ州オタバイン大学 政治学部・国際問題研究学部 卒業
イスラエル・テルアビブ大学 留学(1年間)
イスラエル・エルサレム・ヘブライ大学大学院 国際政治学部 留学(2年間)
となっています。
小学校や中学校は公表されていません。
しかし、父親の方針で5歳から中学入学まで牛乳配達を継続していました。
また、中学では野球部に入部していたそうです。
静岡県立掛川西高等学校
榛葉賀津也さんは静岡県立掛川西高校に通っていました。
在学中は野球部に所属していましたが、なんと「万年補欠」だったそうです。
しかし、この経験が後の人生に大きく影響を与えることになります。
現在、榛葉賀津也さんは静岡県野球連盟の1級審判員の資格を持っているのです。
アメリカに留学
高校卒業後、榛葉賀津也さんは異例の選択をします。
アメリカのオハイオ州にあるオタバイン大学へ留学したのです。
当時としては珍しい選択でしたが、ここで政治学と国際問題を学びました。
面白いエピソードとして、英語力が身につくまでは「ボビー・シンバ」と名乗っていたそうです。
国籍不明の謎の東洋人を演じることで、周囲に日本語で話しかけられるのを避けたのだとか。
オタバイン大学在学中、榛葉賀津也さんはさらなる挑戦をします。
イスラエルのテルアビブ大学への1年間の留学です。
卒業後は、エルサレム・ヘブライ大学大学院で国際政治を学びました。
ここでヘブライ語も習得し、わずか半年で市場での買い物ができるレベルまで上達したといいます。
榛葉賀津也の経歴
榛葉賀津也さんの経歴は
1994年:菊川町議会議員 初当選
2001年:第19回参議院議員選挙 初当選
2007年:第21回参議院議員選挙 再選
2009年:鳩山内閣 防衛副大臣
2010年:菅内閣 防衛副大臣
2012年:第3次野田内閣 外務副大臣
2013年:第23回参議院議員選挙 3期目当選
2018年:国民民主党参議院幹事長
2019年:第25回参議院議員選挙 4期目当選
2020年:国民民主党幹事長
となっています。
菊川町議会議員
1994年、27歳で菊川町議会議員に初当選します。
これは父・榛葉達男さんの影響も大きかったと言えるでしょう。
父は静岡県議会議員や菊川町長を務めた地元の名士でした。
衆議院議員
2001年、34歳で参議院議員選挙に挑戦し、見事初当選を果たします。
以降、4期連続で当選を重ね、その実力を認められていきました。
要職を歴任
2009年には鳩山由紀夫内閣で防衛副大臣に就任。
2012年には野田内閣で外務副大臣も務めています。
現在は国民民主党の幹事長として、党の中枢で活躍しています。
留学経験を活かし、特に外交・安全保障分野で力を発揮しています。
中東情勢への造詣が深く、独自の視点での政策提言を行うことでも知られています。
「等距離外交」を信条とし、党派を超えた政策実現に力を入れています。
特に「103万円の壁」の見直しなど、現実的な課題解決に取り組んでいます。
現在は、国民民主党の幹事長として、党の政策立案や運営の中心的役割を担っています。
特に注目されるのは、他党との協議における調整能力の高さです。
まとめ
榛葉賀津也さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
一般的な政治家とは一線を画すものでしたね。
海外での学び、多彩な資格、そしてユニークな趣味。
これらの経験が、現在の政治活動に活かされていることは間違いありません。
これからも独自の視点と行動力で、日本の政治に新しい風を吹き込んでいく存在として、注目していきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。