開成高校から東大法学部、そして大蔵省と典型的なエリートコースを歩んできた長崎幸太郎さん。
しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
現在の山梨県知事に至るまでには、意外な出会いや挫折、そして再起があったのです。
今回は、長崎幸太郎さんの学歴や経歴について調査していきます!
長崎幸太郎のプロフィール
名前:長崎幸太郎(ながさき こうたろう)
生年月日:1968年8月18日
出身地:東京都荒川区
最終学歴:東京大学法学部・米国コーネル大学ロースクール修了
前職:衆議院議員
趣味:食べ歩き・料理・スキューバダイビング・マラソン
山梨県知事として活躍する長崎幸太郎さんの家族構成は、製薬企業の研究員として働く妻・智香子さんと、2人の子ども(長女・長男)の4人家族です。
両親は山梨県市川三郷町の出身で、小売商店を営んでいました。
地元とのつながりが、後の政治活動の原点となっています。
妻の智香子さんは東大出身のリケジョで、現在は会社員と大学院生を両立。
選挙では率先して応援活動を行い、子どもたちも手作り応援旗を作るなど、家族総出で支えています。
家庭では育児や家事に積極的に参加するイクメン知事として知られ、アイロンがけや朝食作りも自ら行うなど、政治家としてだけでなく良き夫、父親としての一面も持ち合わせています。
長崎幸太郎の学歴
長崎幸太郎さんの学歴は
高校:開成高校
大学:東京大学法学部
コーネル大学ロースクール修了
となっています。
小学校や中学校は明らかになっていません。
開成高校
長崎さんは中学校卒業後、開成高校に進学します。
東京都荒川区西日暮里にある私立男子中学校・高等学校です。
もしかしたら、中学校から開成に通っていたのかもしれません。
全国でもトップクラスの進学校で、当時の偏差値は78。
日本全国約4,900校の高校の中で、わずか0.14%しかないエリート校でした。
そこで出会ったのが、家庭教師の林修先生です。
当時東大3年生だった林先生から数学を教わり、これが東大合格への大きな力となりました。
東京大学
1987年、開成高校を卒業した長崎さんは、東京大学法学部に進学します。
文系最高峰とされる法学部で、卒業生の約4割が中央省庁に就職するという超エリートの集まる学部でした。
多くの法律家、政治家、官僚、学者などを輩出しており、日本の法曹界、政界、官界のみならず、幅広い分野で活躍する人材を育成しています。
大学卒業後は、当時の大蔵省(現財務省)に入省。
さらに、アメリカのコーネル大学ロースクールへと留学します。
コーネル大学ロースクール
長崎さんは、大学卒業後、大蔵省に入省しますが、その後コーネル大学ロースクールへ留学します。
コーネル大学ロースクールは、1887年に設立された歴史ある法曹養成機関として、全米でもトップクラスの評価を得ています。
少人数制の授業、著名な教授陣による指導、充実したカリキュラムにより、質の高い法学教育を提供しているのが特徴です。
法律分野での学位プログラムに加え、国際法や知的財産法など、専門分野に特化したプログラムも提供しており、学生一人ひとりのニーズに対応しています。
最新の設備を備えた図書館や、裁判所を模した模擬裁判など、学習環境も充実しています。
特に国際法の分野で高い評価を得ており、世界中から学生が集まり、多様な視点と経験を共有しながら学ぶことができます。
コーネル大学ロースクールは、将来、国際的に活躍する法曹、研究者、ビジネスリーダーを目指す人にとって、最適な学びの場と言えますね。
長崎幸太郎の経歴
長崎さんの経歴は
1991年 大蔵省(現財務省)に入省
2005年 衆議院議員
2019年 山梨県知事
となっています。
大蔵省
長崎さんは大学卒業後、大蔵省(現財務省)に入省しました。
アメリカのコーネル大学ロースクールに留学していた時期もあります。
大蔵省時代の経歴としては
- 1995年 大蔵省主計局総務課企画係長
- 1996年 大蔵省大臣官房文書課審査第一係長
- 1997年 在ロサンゼルス総領事館領事
- 2000年 金融庁総務企画局市場課課長補佐
- 2002年 山梨県企画部総合政策室政策参事
となっています。
大蔵省では、主計局で予算編成や法案作りに14年間従事。
その後、2002年に政策参事として山梨県に赴任したことがきっかけで政界に足を踏み入れました。
衆議院議員
山梨県に赴任したことをきっかけに、2005年には山梨2区から衆議院議員選挙に出馬。
比例代表で初当選を果たしました。
しかし、政治家としての道のりは平坦ではありませんでした。
自民党との山梨2区の選挙区公認をめぐる確執が発端で一時は無所属に。
「今後自民党とは一切関わりたくない」という強い言葉を残して離党するほどの確執もありました。
その後、復党を果たすも公認が得られないなど、紆余曲折を経験しています。
3期務めた衆議院議員も2017年に落選を経験します。
山梨県知事
2019年、新たな挑戦として山梨県知事選に出馬。
見事初当選を果たし、現在2期目を務めています。
知事就任後は、「ワイン県」宣言や環境に配慮した公用車政策など、独自の施策を展開。
2020年のコロナ禍では自身の給与を1円にするという決断も話題を呼びました。
まとめ
山梨県知事の長崎幸太郎さんの学歴や経歴についてお伝えしました。
学歴や経歴だけを見ると典型的なエリートコースに見える長崎さん。
しかし、その裏には幾度もの挫折を経験し,
這い上がってきた実力者です。
政治家として、時には対立を恐れず、信念を貫く強さも持ち合わせています。
まさに、実力と信念を兼ね備えた異色の知事と言えるでしょう。
今後も、その経験と実行力を活かした県政運営に、注目が集まりそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。